こんにちは、このブログの支配人タクミンです。
前回、チーズには大まかに6種類あり、その中のフレッシュタイプ、白カビタイプ、青カビタイプの3種類の特徴について書きました。
本日は残りの3種類についてご紹介していきたいと思います!!
チーズの代表的な種類とその特徴 Part 2
4.ウォッシュタイプ
チーズの表面を塩水や地酒で洗って熟成させるチーズです。
これにより、チーズによって香りや特徴が異なります。
外皮の香りが強いものもあれば、その割に中がトロッとクリーム状になっているものもあり、とても個性豊かです。
クラリーヌやモンドールといった名前のチーズが有名かもしれません。
前回も書いた通り、外皮はお好みで食べても食べなくても構いません。
私はこのタイプのチーズを初めて試食させていただいたとき、中身がアイスクリームのようにトロトロに溶けていて感動したことを覚えています。
トロトロのチーズをクラッカーにのせてドライフルーツと食べたときにはもう倒れそうなほどおいしかったです。
5.シェーヴルタイプ
山羊のミルクで作られるチーズです。
その熟成度合いにより名前が付けられ、見た目や風味、食感などが大きく異なります。
・フレ・・・みずみずしく爽やかな酸味があります。
・アフィネ・・・水分が残り柔らかな仕上がりです。1週間以内が食べ頃。
・セック・・・水分を飛ばし引き締まった感じがします。旨みがあり、食感はほっくりとしています。
一般に、羊や山羊のチーズは癖があり食べにくいものが多いですが、専門店の方やチーズのプロの方が熟成させたものは驚くほど癖がなく、とてもおいしいです。
6.セミハード・ハードタイプ
ゴーダチーズやラクレットチーズなどがこの種類に分類されます。
セミハードタイプはそのままでも召し上がれますし、加熱した時のとろける感じはまさにチーズのイメージそのものです。
ハードタイプはさらに、すりおろすことで粉チーズとしても使うことができ、パスタやサラダ、リゾットなどにかければお料理の味をさらに引き立ててくれます。
ちなみに、熟成させる段階でチーズに穴が空いたり、シャリっとした白い結晶(アミノ酸だそうです)があるのは熟成状態が良いことの証だそうです。
以上、2回にわたってチーズの代表的な種類と特徴について書いてきました。
私の紹介したものを抑えておけば、初心者の方は困ることはないと思います。
特徴などの記述を参考にしていただき、ご自身の好みのチーズ探しに役立てていただければと思います。
それでは、今日はこの辺で。