おはようございます、タクミンです。
前回、人気上昇中の八王子が誇るロックバンド、グッドモーニングアメリカ(略してグドモ)をご紹介しました。
名前は聞いたことがあってもまだ曲を聴いたことがない人や、初めてグドモのことを知った方もいると思います。
まだ、見ていない人はコチラをチェックしてください。
そこで、今回はグッドモーニングアメリカの魅力を知ってもらうべく、初心者にオススメの5曲を順位をつけて、タクミンがセレクトいたしましたので、ぜひご覧ください。
目次
初めてグッドモーニングアメリカを知った人に必ず聞いてほしい代表曲5選
第1位:アブラカダブラ
明治大正昭和超え 革命も戦争もなく育ち 月火水木金土日を
繰り返し 生きて 生きて 死んでいくの
グッドモーニングアメリカといえばこの曲といっていいほど、グドモの特徴がすべて詰まっている代表曲です。
ヴォーカルの歌唱力やバンドの演奏力もさることながら、歌詞がひやひやするほど刺激的に感じると思います。
歌詞は様々なものが発達する現代などに対する風刺の効いたものになっています。
また、言葉遊びにたけているのも作詞を担当する金廣さんの特徴です。
例えば、サビの入りはすべて「ヘイセイ」となっていますが、
1番では「平成」と「Hey!生(活的)」
2番は「平成」と「Hey!正(義)」
ラストサビは「平成」と「Hey!say!」
というように、同じ音の部分を利用した面白い歌詞にしています。
こういったところにもグッドモーニングアメリカの凄さが詰まっています。
第2位:拝啓、ツラツストラ
いつからだろう? 下らん偏見とか常識に 心囚われていた
生まれたばかりのように ありのままの世界を愛したいよ ありのままの自分を愛したいよ
アニメ「ドラゴンボール」のエンディングテーマに起用され、グッドモーニングアメリカを有名にした曲の1つです。
金廣さんの伸びやかで訴えかけるような声が冴えわたるメロディーになっています。
サビの歌詞はすべて同じなのですが、その他の歌詞はやはり哲学的なものになっています。
曲の最初がサビの歌いだしから始まるのもとても印象的で一度聴いたら忘れられない一曲に仕上がっています。
第3位:ノーファング
明日もまた ヒレなどない僕はこの手で 死んだ魚の目したまま
oh 生きることに しがみついて
スマホゲーム「BLACK ROSE SUSPECTS」の主題歌となったグドモにしては珍しいダークな一曲です。
MVを見ていただけるとわかると思いますが、世の中の様々な暗い一面が出てきます。
恐らくゲームと関連した内容となっているのだろうと思いますが、歌詞などを聴いていてもとにかく暗い歌だなと思います。
演奏、特にドラムも鈍い響きになっており、歌詞に関しても最後まで希望の見えない内容になっています。
社会風刺の歌を多く歌ってきたグドモですがここまで救いのない歌はあまりないのでとても衝撃的でした。
第4位:コピペ
重ねた 重ねた 僕の誰かの色 不安に上書き保存した
重ねた 重ねた 誰かと同じ色 忘れた本当の自分は
曲の題名からもわかる通り、SNSやそれに夢中な現代人を批判する歌です。
前回ご紹介したように、八王子で撮影されたMVです。
八王子のメインストリートを大々的に使って撮影されています。
スマホで撮影する人やTwitterに夢中で下を向き、自分たちの上を飛ぶ女の子に気が付かない様子などを表しています。
SNSやスマホに気をとられるあまり、ほんとの自分を見失っていませんか。
そんなグドモからの投げかけをポップで楽しいメロディーにのせた、新たな代表曲です。
第5位:友よ
1日の終わりに願おう 嗚呼 幸せを
せめて僕の近くにいた 人々の願う幸せを
こちらもコピペ同様、MVは八王子で撮影されたものです。
この友よは今まで紹介した世を風刺するような曲とは違います。
故郷への想いや自分が共に過ごした仲間たちとの日々を回想しながら、友人たちの幸せを願った歌になっています。
とても切なく懐かしさを匂わせるメロディーに、金廣さんの染みるような歌声が胸に突き刺さります。
アップテンポな曲が多いグドモにおいて、珍しい曲となっています。
遠く離れた場所から昔のふるさとと友だちを偲ぶ、隠れた名作です。
いかがだったでしょうか。
どの曲にもグドモの音楽への姿勢やヴォーカルと作詞を担当する金廣さんの感受性の豊かさや哲学的な歌詞の魅力が詰まっていたと思います。
グッドモーニングアメリカというバンドはテレビに出ることはあまりなく、認知度はまだまだ低いと思います。
しかし、テレビに出てるアーティストたちにも負けない楽曲を多く持ったバンドであることが今回でわかっていただけたと思います。
グドモはデビューしたてと今ではテイストの違った歌もたくさんありますので、興味のある方は是非聴いていただけたらと思います。
タクミンの地元、八王子のロックバンドとして、また、素晴らしい歌を数多く作っているアーティストとして、これからも私はグッドモーニングアメリカを全力で応援していきます!
それでは、次回をお楽しみに!